紋入れには上絵とよばれる「書き紋」と刺繍で縫いあげる「縫い紋」、
色留袖や色無地に施す「抜き紋」など色々あります。
またそれぞれに男紋と女紋があり男紋は1寸、女紋は5分5厘と大きさが決まっています。
昨今では腕の立つ昔ながらの紋職人さんが減りつつあります。
当店ではこの後継者不足の問題へ対応するため、スクリーン製版での紋入れを自社で行い、
コンピューター刺繍機による縫い紋も承っております。
外注費を抑えることでお客さまによりスピーディに、より安価に提供できるようになりました。
「スクリーン紋入れ」の工程を写真でご紹介いたします。
①このような道具を用いて紋入れをおこないます。
「紋型」と「専用ヘラ」です。
②まだ紋が入っていない「白い丸」の状態を「石持」と書いて「こくもち」呼びます。
紋が入りやすいように最初に洗浄します。
③紋を刷り入れたところです。
まだ紋の周囲は白いままですので、これから仕上げていきます。
④半分まで黒の染料で塗りつぶした状態です。
⑤ようやく完成です。
黒留袖や喪服の場合はこの作業を両胸、両袖、背紋の右と左の
合計6回必要になります。
※表示価格はすべて「税込み総額表示」です。
♦黒留袖・喪服 (反物) 6,050円
(仕立て済み品) 9,350円
(紋の入れ替え) 19,800円
♦縫い紋 (反物) 6,600円
(仕立て済み品) 9,900円
♦抜き紋 (反物) 一つ抜き 11,000円
三つ抜き 15,400円
五つ抜き 17,600円
(仕立済み品) 一つ抜き 14,300円
三つ抜き 18,700円
五つ抜き 20,900円
♦子供初着 8,800円
子供四つ身羽織 11,000円(背縫い代込み)
♦貼付け紋 五つ紋(女) 8,800円
五つ紋(男) 11,000円
※ 仕立て済み品の場合、作業の難度と背縫い代を考慮した価格設定となっております。
※ 「平安紋鑑」等に記載なき特殊な紋は、一律3,300円増しとなります。