お着物はお仕立ての前に必ず「湯のし」や「湯通し」という準備加工が必要になります。
小紋、色無地、反物の附下などは「湯のし機」にかけ蒸気の熱でしわを伸ばし生地巾や生地の目を整えます。
紬や大島類は「湯通し」を行います。
専用洗剤を投入したぬるま湯に短時間漬け込み、新反時の余分な糊成分とホコリなどを洗い流します。
新品のハンカチやタオルの吸水性が悪いのは、糊成分が水の吸収を阻害しているからです。
仮仕立ての訪問着、附下、振袖、留袖などは一度バラバラに解いた後に※反物の状態に縫い戻してから
「湯のし」と「検反」を行います。 ※ハヌイと言います
検反でシミ、よごれなどが見つかった場合は必要な処置をするために次の工程に進みます。
※表示価格はすべて「税込み総額表示」です。
※仕立ての際に必要な裏地の代金は含みません。
♦湯のし 三丈 2,750円
四丈 3,850円
絵羽 4,400円
絵羽・八掛あり 5,500円
♦湯通し 紬/大島紬 4,400円